Z世代に響く「ありがとう」の言い方

「ありがとう」は世代を問わず最強

「ありがとう」という言葉は、どの世代にとっても心を温める最強の一言です。
ですが、世代によってその受け取り方には違いがあります。Z世代はデジタルネイティブで、日常的にSNSで「いいね」やコメントといった反応をもらいながら育ってきた世代です。そのため、ただの「ありがとう」では「形式的に言っているだけかな?」と感じられることもあります。彼らにとって大事なのは、「自分の行動が具体的にどう役立ったのか」「相手がどんな気持ちになったのか」が伝わること。

つまり、Z世代に響く「ありがとう」には“ひと工夫”が必要なのです。ここでは、その具体的な伝え方を3つのポイントで紹介します。

ポイント①:行動+具体的理由

Z世代は「自分の行動が評価された実感」を求めます。
単に「ありがとう」と言うだけでは抽象的すぎて、響きにくいのです。

例えば、次のような言い方をすると効果的です。

  • 「会議で意見をまとめてくれたから、全員がスムーズに進められたよ。ありがとう」
  • 「お客様対応を代わってくれたから、安心して別件に集中できたよ。助かった!
  • 「データを整理してくれてありがとう。全体像が一目でわかって、本当に助かったよ」

いずれも、行動(何をしてくれたか)+理由(どう助かったか)のセットになっています。
さらに「助かった」「うれしかった」といった感情を添えると、上司の言葉が形式的ではなく“本音”として伝わりやすくなります。

こうした具体的かつ感情を伴った感謝は、Z世代にとって「自分の強みや努力がきちんと評価された」という自己効力感につながり、次の挑戦への大きなエネルギーになるのです。

ポイント②:第三者にも伝える

感謝は本人に伝えるだけでも十分ですが、さらに効果を高める方法があります。
それは「第三者に伝えること」です。

例えば、チームミーティングの場で
「今回のプロジェクトは、○○さんがデータの整理を工夫してくれたおかげで助かりました」
と全員の前で言うと、本人は「自分の頑張りが公平に認められている」と強く感じます。

Z世代は承認欲求が高いというよりも、「自分の努力が透明に評価されるかどうか」に敏感です。裏での評価よりも、オープンな場での感謝が響きやすいのです。

また、上司がさらに自分の上司や他部署に「○○さんの対応が良かった」と伝えてくれれば、若手は「自分の行動が組織全体に良い影響を与えた」と実感できます。こうした第三者への感謝の伝達は、若手の成長意欲を大きく後押しするのです。

ポイント③:SNSや社内チャットで共有

Z世代はSNSの「いいね」「シェア」に慣れています。そのため、感謝も「可視化」されることで効果が高まります。

例えば、社内チャットや掲示板で次のように投稿します。
「今日の会議で○○さんが分かりやすい資料を作ってくれました。とても助かりました、ありがとう!」

こうした感謝の言葉をオープンに共有することで、

  • 感謝された本人はモチベーションが高まる
  • 他のメンバーも「自分も頑張ろう」と前向きな刺激を受ける
  • 組織全体の雰囲気が明るくなる

という好循環が生まれます。

Z世代にとっては、感謝が「見える形」で残ることが大きな意味を持ちます。SNSで「反応が返ってくる」感覚に近いため、承認がリアルに伝わりやすいのです。

まとめ:可視化された感謝はモチベを加速

「ありがとう」は世代を超えて効果的な言葉ですが、Z世代に対しては工夫が必要です。

  • 具体的な行動+理由を添えて伝える
  • 第三者に共有し、公平に認められていると示す
  • SNSやチャットで可視化し、感謝を広げる

この3つを意識するだけで、感謝の効果は何倍にも高まります。
Z世代は「自分の行動が誰かの役に立った」と実感したとき、最もモチベーションを高めます。単なる言葉に終わらない「ありがとう」の伝え方が、若手の定着と成長を大きく後押しするのです。

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