褒め方・注意の仕方も世代に合わせる必要あり
若手社員へのフィードバックは、単なる評価ではなく「成長実感」を与える重要なコミュニケーションです。特にZ世代は、自分の努力がどう評価されているかに敏感であり、上司の言葉ひとつでモチベーションが大きく変わります。昔ながらの「ミスは叱って、成果は黙って見守る」スタイルでは、彼らのやる気を引き出すのは難しいでしょう。本記事では、Z世代が前向きに受け取りやすいフィードバックのコツを紹介します。
コツ①:事実ベース+感情を添える
Z世代は「具体性」と「リアルさ」を重視します。
「よくやった」だけでは抽象的で響きません。例えば、
- 「資料の図解が分かりやすかった。読み手の理解を助けてくれて本当に助かったよ」
- 「君の会議での発言が新しい視点を与えてくれた。議論が深まって嬉しかったよ」
- 「顧客対応で落ち着いて説明していたのを見て、こちらも安心できたよ」
といったように、事実に基づいたコメントをすることで「自分の行動が役立った」と実感できます。さらに、そこに感情を添えると効果が倍増します。「助かった」「嬉しかった」といった感情表現があると、上司の言葉が形式的でなく“本音”として伝わるからです。単なる評価ではなく「あなたの行動で職場が良くなった」と伝えることができれば、本人の自信ややる気は大きく高まります。承認と共感がセットになって初めて、若手は次の行動につなげやすくなります。
コツ②:即時フィードバック
評価面談や月例ミーティングだけでは遅すぎます。Z世代はSNS世代であり、「リアルタイムで反応が返ってくること」に慣れています。そのため、良い行動も改善が必要な行動も、できるだけ早くフィードバックすることが効果的です。
例えば、次のような即時フィードバックが効果的です。
- 会議で良い発言をしたら、その場で「今の視点はすごく良かった」と伝える
- ミスがあった場合は、「この部分をこう直すともっと良くなる」とすぐに声をかける
- 成果を見かけた瞬間に「さっきの対応は助かったよ」と感謝を添える
このようにリアルタイムで反応することで、本人も修正や改善がしやすく、心理的な負担も小さく済みます。スピード感あるやり取りが、安心感と成長実感につながるのです。特に注意する場面では、行動直後に伝えることで「どこをどう直すか」がすぐ理解でき、次の仕事に活かせます。逆に時間が経つと「全部ダメだったのか」と本人の自信を削ぎかねません。
コツ③:改善案は一緒に考える
「次はこうして」と一方的に指示するだけでは、若手は受け身になりがちです。Z世代は「自分の意見を尊重してほしい」という欲求が強いため、改善の方向性は一緒に考えるスタンスが望ましいです。
例えば「この資料、伝わりにくかった部分があるね。どうしたらもっと分かりやすくなると思う?」と投げかける。本人がアイデアを出したら「いいね、それを試してみよう」と後押しする。このような双方向のやり取りが「学び」と「納得感」につながります。
改善策を共に考えることで、「ただ直させられた」のではなく「一緒に成長している」という感覚を持たせることができるのです。
まとめ:承認と成長支援のバランスが大事
フィードバックの目的は、若手を責めることでも甘やかすことでもなく、次のステップへ導くことです。Z世代に響くのは、「事実ベースで承認する」「即時に反応する」「改善策を一緒に考える」という3つの姿勢。これらを意識することで、若手は安心してチャレンジでき、成長実感を持ち続けられます。
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